2024年11月23日土曜日

独立後に感じやすい人間関係上のギャップ

エンジニアが独立してフリーランスで働く際には、業務委託を受けることがよくあります。
業務委託で企業の現場で働くようにすると収入が安定しやすいのがメリットであり、正社員で働いていたときと同じようにして多くの社員に囲まれながら働けるのが特徴です。
起業してからも今までと同様にして働けると考えて現場に出てみると、たとえ業務内容に大きな差がなくても現場環境のギャップに驚くことは少なくありません。
人間関係のあり方にギャップがあるのに気づき、苦労をするケースもあります。
業務委託で現場に入ると、その企業とは直接の雇用関係にない影響でアウェー感を受けてしまいやすいのが一般的です。
周囲の社員から、それほど親しく接してもらえない場合もあります。
自分の意識としても外部の人間と考えてしまって、うまく人間関係を作れず、常に相談できるような相手に恵まれないというケースがよくあるのです。
結果として仕事上の問題は独力で解決していかなければならないと自覚し、能力を高めていくことで仕事を効率よくこなせるようになる人もいます。
その力が強く求められるのが独立したエンジニアですが、心がけ次第では人間関係はうまく作り上げることが可能です。
ギャップを感じながらも前向きに周囲の社員との会話を積極的に行い、信頼関係を築き上げて現場に溶け込むエンジニアも少なくありません。
どちらのスタンスで現場に入っていくかは、業務委託をしない場合でも起業するときに心に決めておくのが無難です。